心理学コラム:「忍耐力」=「成功力」! たくあんから学ぶ成功法則 ~横浜心療内科コラム

こんにちは、ゆうきゆうです。
本日のテーマは「忍耐」の重要性についてお話したいと思います。

忍耐はイヤなもの?

「忍耐」と言うと何を思い浮かべるでしょうか。
「忍者的」「忍び耐える男・女」
ブラック企業でこきを使われながらも「頑張って耐えなさい!それもまた忍耐」というように、あまりいいものではないんじゃないか…というようなイメージが皆さんあると思います。

ガマンしないで生きていくことこそがカッコイイ!
そういう勝ち組になりたい!

というような思考をする方も多いかもしれません。
ただ、そういう考えをすればするほど、人生は失敗に近づいていき
そして結局「忍耐的」な人生を送り続けなくてはいけなくなるんじゃないかと思うのです。

すなわち人間は、受ける「忍耐量」は実は一緒かもしれないと。
忍耐を避ければ避けるほどうまくいかず、最終的にはより大きな忍耐を強いられるような、切ない人生になってしまうのでないか、と僕は考えています。

もし仮にそうであるなら、どうすればいいのか。

逆に、逆にですよ。
普段から、自分から忍耐に向かっていこう、と意識することを心がけた方が
最終的にものごとがうまくいって、その人にとって楽しく、また「成功した」と言える人生が送れるのではないでしょうか。

自ら「忍耐」「ガマン」をすること。
これを積極的にやっていくのを心がけた方が良いのではないかと思うのです。

実際に、有名な心理学実験にこんなものがあります。

「楽しいこと」と「つらいこと」の心理学実験

欧米の学生を対象に調査した結果
A「楽しいことを先にやるグループ」
B「楽しいことを後回しにするグループ」
2つのグループがあった場合

具体的には
A「フットボールの試合を見る」「テレビを見る」「ゲームをする」等を先に楽しんだ後に「レポートや試験勉強をやる」というグループ
B「レポートや試験勉強をやった」後にAのような楽しいことをするグループ
の2つです。

この2つのグループを長期的に調査した結果
最終的に成績が良かったのはB「楽しいことを後回しにするグループ」だったのです。

何があっても先に忍耐=「先に大変なことに当たってみよう」と行動したグループが、長期的にみれば成功することが多かったのです。

ある意味当然かもしれませんね。

Aのように「先に楽しいことやっちゃおう」と行動した場合、その楽しいことが終わった後
「じゃあ次は大変なことをやろう」と思っても、なかなか手が付けられないのです。
ずるずるやることを先延ばしにし、勉強できる時間も減ってきます。
そして、結果的に試験の成績も悪くなってしまうのです。

また、始めるときに「忍耐だ」と思ったとしても
やってみれば楽しくなることって、結構あると思います。
例えば漫画家さんでも、原稿にとりかかるまでにはすごく時間がかかるし
「やりたくない」「やりづらいなぁ」と思っていても
実際やってみると「意外に楽しいな」と思ったり。


面倒くささを超える楽しくなるのですね。

これは全てにおいて言えることです。
体操やジョギングなど、何でもいいのですが、運動をするときも、「家を出るまで」が非常に面倒くさいです。
しかし動き出してみると、「意外に風が気持ちいい」「外の景色も良い」「周りのいろんな人を目にするのも楽しい」となるわけです。

やってみると楽しい は結構日常にあります。
ただ人間はやっぱり「面倒くさい」という本能があります。
「面倒くさい」「やりたくない」という本能によって、行動を先延ばしにしてしまう。
そうすることでどんどんやりづらくなり、最終的に身になることができなくなってしまう。
そういう傾向があると思います。

ですので、とにかく
まずは「つらいことをやってみよう」と動くこと。

「つらい・楽しくない・でもやらなきゃいけないこと」をまず先にやってみよう
と思うのは手だと思います。
これを繰り返していける人が最終的に成功できるのです。

ガマンを司るホルモン

また、これにはドーパミンというホルモンが関係しています。
これは「ガマンしているとき」「つらいとき」に出ると言われています。
このホルモンが出ることにより、人は耐えることができます。

また、このホルモンは「快感」にもつながるホルモンなので
とにかく積極的に「ガマン」「忍耐」でまず耐えることにより次第にドーパミンが出て、やがて楽しくなるという心理構造があるのです。

しかしながら、「面倒くさい」と言っていつまでも行動せず、ドーパミンも出ない人は、ドーパミンが出ないから「快感」に飢えて、マンガを読む・ラクで楽しいことをし始めます。

しかしそこで飽きが来ると、「これでいいんだろうか…」と虚しさにも襲われますし、 先延ばしにすることで仕事や勉強もうまくいかなくなります。

長期的にドーパミンを出すには、やはり「忍耐力」まずは最初に「つらいこと」をやるのを心がけるのが良いと思います。

という風に言いますと、当然ですがどんな人も
「じゃあつらいことをやってみよう!」と思うでしょう。
でもやっぱり長続きしない、という方が多いのではないでしょうか。

ガマンは続かないのです。
難しいところなんですけれども、「いい習慣」というのは、やはり「忍耐」を必要とします

最初は「やってみよう!」と思っていても、続かない…。
ですので、僕から提案したいこととして

忍耐を「短い時間」やってみてください。

もう本当に「10秒」でいいからまず忍耐。
これを心がけると 「10秒だけならやってもいいかな」と誰でも思うのです。

そして続けていくのです。

10秒がだめなら5秒でもいいです。
5秒がだめなら3秒でもいいです。
短く区切ってちょっとでもいいから忍耐を試してみよう。
と面倒くさいことに取り組むことを心がけていただくと良いかと思います。

1回でもやってみると景色が変わります。

ドーパミンが出るともっとやりたくなったり、楽しい気持ちがわいてくるので
ちょっとでもいいからやってみる、というのを心がけていただくと良いと思います。

忍耐は広い意味で重要です。
例えば先ほど言ったような「マンガ読みたい」「本読みたい」「ゲームやりたい」「映画観たい」など 自分にとってやりたいことがあったとしましょう。
もっと簡単に「お菓子食べたい」「飲み物が飲みたい」という小さなことでもいいです。

これもちょっとした忍耐をまず経てから楽しむ、ということは良い効果が期待できますよ。

世にもおいしいたくあんの話

話は広がりますが、「沢庵和尚」という和尚さんのエピソードをご紹介しましょう。

ある殿様はあらゆるおいしいものを食べたことがある美食家で、
「おいしいものなんてこの世にないじゃないか!」
「だれか私を満足させてみい!」と言っていたんですね。

沢庵さんはここで、「じゃあ、あなたにおいしいものを食べさせてあげますよ」と殿様を呼びました。
そしてやってきた殿様を「準備が必要なので、この部屋の中で待っていてください」と待たせるのです。
殿様は何時間も何時間も待たされて、
「すぐ欲しい!」「食べたい食べたい!」「早く早く!」となったところで
沢庵和尚はあるものを出します。

それは何でしょう。
というクイズなんですけれども。
彼の名前の時点でお分かりの方も多いでしょう。

彼はたくあんを出しました。
そして殿様はそれを食べ

「うんまぁ!!なんじゃこの食べ物は!」となったのです。
和尚さんは「たくあんです」と。当たり前の展開なんですけれども。

美食家の殿様はたくあんを「おいしい」と思ったんですよ。
普通に現代で考えますと、「たくあん?なにそれつまんない」と思うかもしれません。
この物語の時代当時でも、そんなにおいしいものかはわかりませんが、殿様はおいしいといったのです。
飢えている時に食べると、とてもおいしいんです。

すなわち人間はガマンすると、その後に対しての反応性がすごく良くなるのです。

逆に殿様がおいしいものを食べまくっていて、それが当然のように思っていると
たくあんなんてつまらない、と思ったでしょうし
それどころか、もっと美食なものすらも飽きてしまうという部分もあると思います。
ガマンさせておくと
そのあとのものは「すごい喜び」として感じられるのです。
これ、非常に重要です。

これは忍耐においても同じです。
「お菓子が食べたい」と思ってすぐ食べると、やっぱりたいしておいしくないのです。
一瞬満足かもしれませんが、ドーパミンもそんなに出ません。
よって喜びもあまり感じられません。

でも「忍耐」の後、お菓子であれば「10分ガマンしてから食べよう」でいいです。
もしくは「この教科書を1ページ読んでから食べよう」でも、「楽しいこと」の前には簡単なミッション=忍耐を自分に強いて
その上で楽しもう、と「喜びや楽しみ」の出し惜しみをするのです。
これによって、その後の喜びはより一段高まります。
セルフ調味料みたいな感じで素晴らしいですね。
限られた欲望・限られた資源しかないときでも、それによってドーパミンはより出て、喜びも高まって、人生も高まるのです。

そしてセットで、ご褒美の前のミッション(勉強)もより頑張れるので、一石二鳥だと思います。

もうファイナルアンサーというか。
すべてにおいて皆がやるべきだと思います。
何か楽しいことに取り組む前に「ちょっとしたこのミッションをやってから」とハードルを自分で設定する。
これは非常に重要だと思います。

まとめますと、

何かをやる前に 忍耐 は重要。
忍耐は一見悪いように思わせて、実は素晴らしいもの。

これを今日は覚えていただけますと幸いです。

ちょっとした何か欲望を満たしたいときに、その前に少し「出し惜しみ」「ハードル」をセッティングして
それらをこなしてから「飲む」「食べる」「やる」ことによって
最終的に大きなミッションも達成しやすくなりますし
得たものも非常にうれしく感じられると思います。

今回のお話から、何か少しでも得られるものがありましたら幸いです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。

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